生理痛に悩んでいる多くの方々は、「気」や「血」が不足しているか滞っています。
漢方から見た生理痛
例えば体を冷やしたり、心身にストレスがかかったりすると、気の流れが悪くなり、血もスムーズに流れない「お血(おけつ)」と呼ばれる状態となります。
この「お血」によって子宮が収縮するときに痛みを引き起こすのが生理痛です。
普段から、気や血の流れをよくして「お血」を改善する方法を身につければ、つらい痛みを和らげることができます。
養生のアドバイス
生理の血にレバーのようなものが混じる「お血タイプ」の人は、ストレスや激しい感情の起伏をなるべく避けて過ごしてください。
生理が終ったあと、疲れやすく貧血気味な方はもともと体が弱くて、胃腸が丈夫でないタイプです。
過労や睡眠不足にならないうように気をつけてください。
冷え性で吐き気や嘔吐をともなう症状がある人は生理中は果物やアイスクリーム、生野菜など体を冷やす食べものや飲み物は控えましょう。
体を温めて血の巡りをよくするしょうがや黒砂糖、血を補う働きがある「なつめ」などがおすすめの食材です。
※養生のアドバイスは体質や症状によって変わります。詳しくは森田草楽堂薬局までお気軽にご相談ください。
生理痛におすすめの漢方薬
同じ生理痛でも、効果のあがる漢方薬は人によって異なります。
効かせるコツは生理痛の症状にあった漢方薬を的確に選ぶことです。
■生理の前に痛みがある人
・冠脉通塞丸(かんみゃくつうそくがん)
・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
・冠心逐オ丹(かんしんちくおたん)
■生理痛の終わり頃に痛みがある人
・十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)
・人参養栄湯(にんじんようえいとう)
生理痛におすすめの健康食品
・霊田七(れいでんしち)
ご予算
・15日分で約3,500~8,000円
※漢方薬や健康食品は体質や症状によって変わります。詳しくは森田草楽堂薬局までお気軽にご相談ください。
※漢方薬や健康食品はお客さまのご予算・ご要望に応じて選ぶことができます。また、処方は数日単位でお出しすることができます。